
低反射?反射防止?
低反射?反射防止?
皆さん、反射を抑えて向こう側を見易くしたガラスが有るのを知っていましたか?それも低反射ガラスというものから反射防止ガラス若しくは無反射ガラスと呼ばれているものがあるんです。
文字だけで想像すると、低反射より反射防止や無反射といった名称の方がよりグレードが高く反射しにくいのか?と思ってしまう方もいるかもしれませんが、反射を抑えるという事に関しては同じといえるのですが、ガラスの性質・性格で使い道が違うガラスなんです。
私がそれを知ったのは、額に趣味で撮影した写真を入れて飾ろうとした時に表面のガラスが光ってしまい写真が見ずらいので、なにかいい方法がないか調べ時でした。
最初に目にしたのが低反射ガラスでした。これを額に入れ込めばいいんだなと思いサイズオーダーで購入できるサイトがあり購入しようと思ったのですが、よくよく説明などを見ていると、ショーウィンドウに使われている事が多いのか、イメージ画像もその様なものが例として添付されていたんです。
更によく見ていくと、反射防止ガラスはコチラといった感じのリンクが貼ってあり、わざわざ違うテキストリンクが低反射ガラスを紹介しているページに貼ってあるという事は、何か違う物が別にあるのではないか?と気になってそのページに飛んでみると、そこに額に入れた反射防止ガラス(無反射防止ガラス)が載っていたんです。
それぞれの内容を見て私なりに簡単に説明をするならば、低反射ガラスは、窓など通常時用に向いているガラスで、見た目も普通の透明なガラスなのですが、私が購入した反射防止ガラスというのは、少し特殊というか、表面に細かい凹凸があって、低反射ガラスを使ったガラスケースなどの対象物との距離感でも白ボケしたように見えてしまうんです。しかし、平らな面に近づける事で透明感が出てきて反射を抑えてハッキリ見易くなるんです。そんなことから無反射ガラスは額専用と言ってもいいと思います。
以上の様な事から私は、同じように反射を抑えられるなら、どっちを使ってもいいんじゃない?と思ったのですが、通常の低反射ガラスは、表面に特殊な加工を施すなど製造コストが高いらしく、額の様にピタッと対象物に合わせて使う場合には比較的安価な反射防止ガラスをどうぞ、と、それぞれのガラスを用途別に分けて販売されているようです。